エンジンオイルの全社統一(業務用車両保有企業)

事例概要
- 業種・事業内容
- 全国に複数の営業所や整備拠点を持ち、乗用車、小型商用車、トラックなど、多様な業務用車両を保有する企業
- 製造・提供内容
- ガソリン車用・ディーゼル車用、それぞれ汎用性の高いエンジンオイル。製造前の現状整理から、容器・ラベル・荷姿・発注単位・納品方法まで含めてトータルで支援
ご相談の背景と課題
長年にわたり各拠点で車両の日常点検や管理を行っており、それぞれの判断でエンジンオイルを購入していたため、全社で使用する商品や選定基準が統一されていませんでした。
取引先から提案された商品や、担当者が使い慣れた商品が追加され、同じような用途の商品が複数存在していました。
その結果、拠点ごとに発注先や在庫量が異なる、商品選定が担当者個人の知識や経験に依存し異動・退職時に引き継ぎにくい、本社で全社の購入量や在庫状況を把握しにくい、車両を入れ替えた際に従来の商品を継続使用できるか判断しにくい、といった課題が生じていました。
OilTech Japanが選ばれた理由
仕入先だけを一本化するのではなく、保有車両に必要な性能を確認したうえで、全社で管理しやすい体系を構築したいと考えられていました。
既存商品を販売するだけでなく、製造前の現状整理から対応できることや、車両ごとの適合を優先しながら共通化できる範囲を見極めた点をご評価いただきました。
また、製品の配合や製造だけでなく、容器、ラベル、荷姿、発注単位、納品方法まで含めて相談できること、各拠点で迷わず、正しく、継続的に使用できる仕組みまで一緒に設計できることが決め手となりました。
導入後の変化・効果
拠点ごとの購入商品のばらつきが抑えられ、同じ用途で重複していた商品が整理されました。
本社で全社の購入量や使用傾向を把握しやすくなり、発注先や発注方法、各拠点の在庫状況も確認しやすくなりました。
また、新任担当者でも使用商品を判断しやすくなったほか、商品の取り違えを防ぐための確認方法が明確になり、車両更新時に使用商品の適合を再確認する運用も定着しました。
OilTech Japanとしての工夫・ポイント
車両ごとではなく、必要性能ごとに整理しました。指定粘度、要求規格、使用条件を確認し、適合を守りながら、商品数を必要最小限に抑えています。
すべての車両を無理に共通化せず、個別対応が必要な車両はOEM製品の対象外とし、「何に使えるか」だけでなく「何には使わないか」も明確にすることで、誤使用を防ぎやすくしました。
ラベルはデザイン性だけでなく、粘度、規格、使用対象を確認しやすい構成とし、容器を見て判断しやすくすることで商品の取り違えを防ぐ工夫を行いました。
さらに、拠点ごとの使用量や保管スペースを確認し、荷姿、発注単位、納品方法まで含めて設計しました。導入後も実際の消費状況に応じた発注と供給への見直しを重ねています。
